V‐1加工工程の削減によるコストダウンのポイント

アジャスターやキャスター付きのフレームや架台を製作する上で、図面上、上下面の平行度を確保するために切削加工の指示が入っていることがあります。この場合、切削工程で、物を反転させる工程が必要となりコストが非常に高くなります。

下面にはアジャスターやキャスターが付くため、フレームや架台の平行度の高さ調整ができ、下面を削って精度を出す意味がなくなります。そのため、上面だけの切削加工にすれば、段取り替えや切削工数の削減ができ、コストダウンができます。

アジャスターやキャスター付きの構造であれば、 上面の精度だけで済む場合があります。その結果、段取り替えや加工工数を削減することができ、大幅なコスト削減が可能です。