III‐1製缶構造か板金構造かを見極めるポイント

アングルやチャンネル等の型鋼を使用し製缶する場合、溶接箇所が多くなるため、歪みも出やすくなります。また、全体的に寸法精度も出し難くなり、工数がかかってしまい、コストアップになりがちです。

アングルやチャンネル等の型鋼を板曲げ構造に変える事で、溶接箇所を減らす事ができます。また、穴や切欠などもまとめて板切断時に加工できるため、寸法精度もよく、加工工数が低減され、コストダウンができます。

型鋼を使用した構造は、板金構造を採用する事で、精度よく強度の強い物になる事があります。また、加工工数も低減され、コストダウンにつながります。