II‐5座ぐり・皿座ぐり径の設定におけるコストダウンのポイント

細かな径の加工のために、工数がかかる

座ぐり加工の指示の中で、径の細かい寸法指示があることがあり、その為に工具を製作するか、または機械加工で加工しなければならず、非常にコストが上がってしまいます。

座ぐりの径に関しては規格があり、上記表に該当する値にすれば規格に沿う事ができ、特別な工具を製作することもなく、コストを抑えた加工ができます。

設計技術者は設計段階において座ぐり・皿穴の一般的なサイズを把握し、その寸法に従って設計をすることがコストダウンのポイントになります。