V‐4公差穴(リーマ穴)についての工数削減のポイント

上記のように公差穴(リーマ穴)をフラットにしてしまうと、穴あけが3工程必要となるため、加工工数の増大につながってしまいます。

部品の性能上問題がないのであれば、上記のように底面をフラットにしないことで、穴あけ工数を大幅に削減することができます。

公差穴の加工の場合、底をフラットにする・しないで加工工数に大きな差が発生します。設計技術者は公差穴に求める機能や精度を考慮したうえで、設計することがコストダウンを可能とするのです。