IV‐1溶接の仕上状態見直しによるコストダウンのポイント

角パイプやアングル、チャンネルを使用したフレームや架台などの溶接部の仕上げについて指示がない場合があります。使用用途が分からず、明確な指示がない場合、溶接の仕上げ方法などにおいて、品質過剰な安全をみることがあり、工数がかかり、コストアップにつながります。

ビードは削らずそのまま残すか、溶接ビードを肉盛らず、凹ませるような加工を行うことで溶接後の仕上げ工数を削減することができ、コストダウンが可能になります。

溶接において、仕上げ加工はコストに占める割合が非常に大きいため、要求される品質の見極めにより、大幅なコストダウンが可能となります。