II‐1板金構造を利用したカバー設計の提案

溶接によるカバーの固定

溶接によるカバーの固定

カバー等の留め方について、複数箇所をボルトで留めるやり方が一般的になります。しかし、電動工具の使用による締結のための手間が発生し、組立に時間がかかります。

フックによるカバーの固定

フックによるカバーの固定

取り付け部分をフックのような形状で相手部材と接合した後、そのフック部分に留め具を差込む固定方法を採用します。他にも取外しが頻繁に行なわれる部分ではマグネットによる固定方法も効果的です。 

カバー等はネジなどの締結部品による固定が一般的ですが、強度を求めない固定の場合、フックやマグネットによる固定方法が組立工数を削減することができます。また現場で使用する際にもメンテナンス性が向上します。